まなか「ディベート概要説明」運営blog vol.8

こんにちは!残り1ヶ月で大会本番となりました!

今回はディベート大会までの流れやルール説明をお話ししたいと思います。今週の記事を担当します、まなかです♪

★大会スケジュール

まず、2月20日(土)、本番1週間前にはディベート講習会やモデルディベートを行います。参加者の皆さんが楽しんでいただけるような交流イベントもありますよ〜(*^^*)

1週間後の27日(土)にいよいよ大会開催です!当日は朝の9時から夕方18時半までを予定しているため、ハードな一日となりそうですが熱いディベート大会にしましょう!2日間の主なタイムスケジュールの予定は「大会詳細・申し込み」のページに記載されているので、ぜひ確認してみてください!!

★大会ルールについて

今回の大会の議論となる論題は「政策論題」です。ディベートの流れは以下のようになっています!

  ① 肯定側立論:4分

  ② 否定側質疑:2分

  ③ 否定側立論:4分

  ④ 肯定側質疑:2分

  ⑤ 否定側第一反駁 :3分

  ⑥ 肯定側第一反駁 :3分

  ⑦ 否定側第二反駁 :3分

  ⑧ 肯定側第二反駁 :3分

ここでは、ご存知の方も多いと思いますが、改めて立論反駁(はんばく)について簡単に説明したいと思います!ちなみに私はディベートの詳しい内容を今まで知らなかったのですが、今回の記事を通して基礎知識を得ることができました!!

少し難しい説明になってしまったかもしれません(T . T)

〜立論のポイント〜

論題に対し、自分たちが「こうであるべきだ!」と主張する理由を述べます。

 肯定チームは、具体的な取り組みや約束事など、論題に対するプラン(対策)を示します。そのプランからどのようなメリットが生まれるのか、論理的に述べる必要があります。

 一方、否定チームは、現状を維持する立場で肯定チームのプランからどのようなデメリットが生まれるか、論じます。

メリットとデメリットをどちらがより具体的に、説得力のある内容で伝えられるかが勝負です!立論を考える上では、制度や環境、様々な人々の立場に立ち、どのような人々にどのような影響を与えるか、色々な視点から考えることがポイントとなってくるかもしれません!!国境を越えたディベートで新たな発見が生まれるかもしれませんね(^^)

〜反駁(はんばく)のポイント〜

相手チームの主張するメリット、デメリットに対して反論や、反論に対しての再反論、争点のまとめ、議論の総括などを述べます。

 相手チームの曖昧な主張やメリットやデメリットを指摘したり、相手チームより自分チームの主張をいかに論理的で一貫性のあることを述べられるかがポイントとなってきます。立論に沿った主張でまとめなければならないため、争点とズレないように注意して述べる必要もありますね!

(ちなみに、「論理的に述べる」の意味とは、「きちんと正しい順序で述べること」を表す言葉です。「論理的に述べる」ためには、相手に「たしかに!なるほど!」と思ってもらう説明が必要になります。)

〜試合概要〜

今回の大会では、原則4名のディベーターが立論・質疑・第1反駁・第2反駁の各ステージをそれぞれ担当します!どんなに内容が優れていても、審判が聞き取れずに内容を理解できなかった場合には、判定に考慮されないため、わかりやすくハッキリと伝えることが重要です!!

もちろん、相手に嫌な思いを与えるような表現や相手チームとのコミュニケーションを拒絶するような表現は使用してはいけません。

〜勝敗の判定について〜

判定は、議論の内容より、全体のメリットとデメリットを比べて判定します!根拠のある主張や具体的で細かい理由づけ、資料の使い方など審査に含まれます。また、正しい発音であるかどうか、話すスピードや声量など、コミュニケーション点もあるので、緊張するかもしれませんが焦らず落ち着いて、人に伝えるという気持ちで発表することが大切ですね!!♪( ´▽`)

〜より明確な主張にするために〜

最後に、聴衆に納得してもらうためにはどのような説明が効果的でしょうか!それぞれの主張を根拠をもとに、真実を明らかに(論証)する必要があります。

ここでは一般的な立証方法を2つ紹介したいと思います!

1つは、統計データや専門家の考えなどを証拠資料として用いて、論証する方法です。もう1つは、証拠資料は使わずに理由を論理的に述べることで、確実なものと証拠立てる(裏付ける)方法です。

証拠資料があると説得力が増すというのは、レポートなどでも同じですよね!しかし、引用の仕方や証拠資料が適正であるか、きちんと見分ける力も大切です!!

資料を使う際には注意点がいくつかあるので、サイト「大会ルール」のページ「細則B 証拠資料に関する細則」をしっかりと読んでから使用してくださいね!!「大会ルール」をしっかり読むのも忘れずに!

そしてディベートにおいて、大事なことはメモをして記録するのも大切ですね!!

難しいことも多いかもしれませんが、ディベートに役立つ知識はこれからも紹介するので楽しみにしててくださいね!一緒に楽しく学んでいきましょう(*^^*)

それではまた来週〜!!

【参考資料】

「論理的」の意味とは?類語の「理論的」との違いや対義語も紹介

 https://biz.trans-suite.jp/37195